カビ丸のアブソルもふりたい

アブソルの育成論をメインに、アブソル尽くしで書き連ねていきます

メガアブソルレポートその5 ~特殊を耐えて叩き落とす~

皆さまお久しぶりです、カビ丸です。
さてポケバンクが再開してしばらく経ち、過去作のポケモン達が多くみられるようになりましたね。
それだけでなく過去作の教え技も使用可能になり、戦い方も更にバリエーションが増えてきました。
勿論アブソルも有益な教え技がいくつかあります、今回はその中でも特に重要となる二つの教え技を搭載してみました。
というわけで育成した子がこちらです↓

アブソル時

メガアブソル

そして努力値振りはこうなっております。↓


H180-D172-S156

はい、またA無振りになってしまいました()
いや、わざとではないんですが余裕がないもんで、はい。
ちなみに今回過去作厳選ということで個体値は妥協しています、ご勘弁願います。↓
31-29-24-31-31-31(今回育成したアブソルの個体値、ちなみに何故か四世代厳選です)

<教え技について>
今回豪華に二つも教え技を導入してみました。
一つははたきおとす、もう一つはばかぢからです
折角ですので二つの技の性能を確認しておきましょう。

はたきおとす
【タイプ:あく】【分類:物理】【接触
【威力:65】【命中:100】【PP:20】
【効果:持ち物を持っている相手に対して攻撃すると威力が1.5倍になり、相手が道具を持っていない状態になる。メガストーン持ちには効果なし】

はたきおとすは今作大幅強化された技の一つです。
持ち物を持っている相手に対し威力が65*1.5=97(小数点切り捨て)と後攻しっぺがえしとほとんど変わらない威力になります。
素早さの高いメガアブソルには良いメインウェポンとなっている上、攻撃を受けた相手は持ち物を使用できなくなる効果までついています。
ただしメガストーン持ち(メガストーンとポケモンが一致している場合)は持ち物を落とすことはできず、また威力も65のままなので注意が必要です。
勿論持ち物を既に失った状態の相手に対しても威力は変わらないので注意してください。
火力や追加効果は優秀ですが、相手一匹につき一回きりのメインウェポンである、ということをお忘れなく。

ばかぢから
【タイプ:かくとう】【分類:物理】【接触
【威力:120】【命中:100】【PP:5】
【効果:攻撃するたびに攻撃力と防御力のランクが一段下がる】

こちらは五世代でもアブソルを使っていた方には馴染があるのではないでしょうか。
アブソルを代表する優秀なサブウェポンです。
追加効果がデメリットではありますが、アブソルの攻撃範囲を広くカバーできる技で、威力も高く、突破力も期待できます。
ただし今作から悪タイプが鋼タイプに対しても一貫性を持つようになったため、前作ほど需要は高くはなくなっています。
一応つるぎのまい一積みであればメガガルーラも確定一発になります、積んだ状態で対面出来ればメガガルーラも突破も期待できます。

<努力値調整>
さぁ技についての解説を軽くしたところでこの努力値振りで何ができるのか、色々見ておきましょう。(計算は全て個体値Vを想定しています)
努力値振り:H180-D172-S156

・素早さ
最速ガブリアス抜き

・耐久面
1.物理耐久
ようきガブリアスじしん確定二発( 79.1%~93.8%)
いじっぱりハッサムの珠バレットパンチ確定二発(67.4%~81.5%)

2.特殊耐久
おくびょうメガゲンガーマジカルシャイン確定二発(80.2%~95%)
ひかえめヌメルゴンりゅうせいぐん確定二発 (77.9%~92.6%)
ひかえめメガユキノオーふぶき確定二発(75.4%~88.9%)【あられ込でも耐える】
無振りスイクンねっとう低乱数三発(30%~35.5%)
ひかえめニドキングの珠ちからづくヘドロウェーブ確定二発(82.2%~98.1%)
ひかえめウォッシュロトムの珠ハイドロポンプ確定二発 (83.4%~98.7%)
ポリゴン2のダウンロード10まんボルト確定三発(38%~45.3%)
無振りクレセリアムーンフォース確定三発(41.7%~49%)
ひかえめヒードランマグマストーム確定二発(68%~80.9%)

・攻撃面
1.無積み状態時
ふいうち→H4振りオンバーン高乱数二発(47.2%~56.5%)
     H振りギルガルド(シールドフォルム)確定二発(55%~65.8%)
はたきおとす→H4振りメガゲンガー中乱数一発(92.6%~110.2%)
       H振りギルガルド(シールドフォルム)確定二発(65.8%~79%)

ばかぢから
→H4振りメガルカリオ高乱数一発(98.6%~116.4%)

2.つるぎのまい一積み時(A2段階アップ)
ばかぢから→H振りメガガルーラ確定一発(120.7%~142.4%)
      H振りヒードラン確定一発(123.2%~145.4%)
はたきおとす→H振りクレセリア確定一発(117.1%~138.3%)
       H振りヌメルゴン確定一発(105%~123.8%)
       H振りボルトロス確定一発(111.2%~131.1%)
       HB特化クレセリア低乱数一発(87.2%~103%)
       H4振りガブリアス低乱数一発(88%~104.3%)
ふいうち→H4振りメガリザ―ドンY確定一発(101.9%~120.7%)
     H振りファイアロー中乱数一発(91.3%~107.5%)
     H4振りボルトロス確定一発(109%~129.6%)

3.つるぎのまい二積み時(A4段階アップ)
はたきおとす→H振りスイクン確定一発(100%~117.8%)
ばかぢから→HB特化輝石ポリ2確定一発(103.1%~121.8%)

大体めぼしい相手はこんな感じでしょうか、若干マイナーなポケモンも多いですが。
この前は物理をメインに耐えるよう調整してきましたが、今回は特殊耐久をメインに調整してみました。
ただ物理耐久もいくらか高めておきたかったのでHを調整し、ガブリアスのじしんまでなら耐えられるようになっています。
それに伴ってS振りの分配をガブリアス抜きまでしてみました、100族も抜けるのでメガシンカ後は中々動きやすくなります。
特殊耐久はクレセリアが新しく習得したムーンフォースを確定三発まで耐えられるようにし、ヒードランマグマストームを追加ダメージ込で確定耐えできるようにしています。(ついでにヒードランがしめつけバンドをもっていても耐えられます、あんまり無いと思いますが)
そして火力面の方ですが、努力値調整の関係上割くスペースがありませんでした、そのため後一つ足りない感じの火力になっているところがありますが、倒したい相手は大体倒せるようになっているかと思います。

これを見てちょっと火力に不安が残る、もう少しSが欲しいと思う方は特防に多めに努力値を回せばある程度捻出可能なので、物理耐久を捨てるつもりならH68D252でも同じ程度の特殊耐久を得ることができます。(ちなみに残った努力値の内180をSに振ると最速105族まで抜けます)

<使用感>
では使い心地はどうだったか。
まず言いたいことははたきおとすめっちゃ強かったです。
元々アブソルの75族という中途半端な種族値からメガシンカにより115族となったおかげでふいうち以外の悪技の使いやすさが向上したことや、はたきおとすの火力の高さが大きな要因となり、つるぎのまいを一度積むだけで突破力がかなり上がりました。
落とせる大まかな範囲は上記の通りですのでそちらを見ていただければ火力の高さは理解していただけるのではないでしょうか。
またばかぢからとの両立によりクレセドランの構築にも強く、対面でどちらもつるぎのまいを積んでから突破できます。(ただしHB特化のクレセリアは場合によっては1:1交換されるかも)
ただし積んでいないと火力が微妙な時がいくつかあり、例えばメガルカリオ相手にばかぢからをしてギリギリ落とせない時があったり、HPが四割削れているギルガルド相手にギリギリふいうちで落としきれなかったり、という場面がありました。
この火力不足は時折感じることがあるのでその点は覚悟しておいてください。
攻撃範囲については流石は悪+格闘というだけあってか等倍で戦える相手が多く、ごり押ししやすかったです。
ただ、フェアリーに関しては無理だと諦めているので、フェアリーが来たら素直に逃げましょう、叩き落とせたら叩き落としてやりたいですけどね。

次につるぎのまいを積むタイミングですが、こちらは耐えられる範囲がしっかり分かっていればそのポケモン相手に真正面から積んでやれば基本は大丈夫です。
ただし、次の攻撃で相手を一撃で落とせたり、先手を取れる必要があるので、耐えられるからといってなんでもかんでも舞えばいいというわけではありません。
例えばスカーフサザンドラの様なポケモンつるぎのまいするよりかは、はたきおとすを使用してからばかぢからをするという流れになります。(ちなみにおくびょうサザンドラりゅうせいぐんであれば確定で耐えます)

最後に素早さについてですが、こちらは以前にも同じS振りをしてきたこともありますが、やはり100族以上を抜いておくと上から叩ける相手が多いのではたきおとすやばかぢからも使いやすく感じました。
今回はガブリアスのじしんを確定で耐えるということでガブリアス抜きをしましたが、ただガブリアスを確実に落とせるわけではありません、そういう意味では100族抜きまでで抑えてもいいかもしれませんし、上記で触れた通り物理耐久を捨てて105族抜きまで調整してみるのもありだと思います。
ただ、ガブリアス抜きまでしておけば最後っ屁に強力な一撃をかませたり、相手のスカーフ判定ができるという利点はあります。

ついでに、これは今更気がついたことなのですが、基本アブソルより遅いふいうち持ちはアブソルの体力が少なくなっていてもアブソルのふいうちが等倍で入るポケモンはふいうち選択はしてこない事が多いようですね。
このアブソルを使っているとよく剣舞積んで、体力減った状態で相手のポケモンと対峙することが多いので、メガガルーラなどを相手する時は覚えておくといいかもしれません。


こんな感じでしょうか、私が育成してきたメガアブソルの中でも今のところ1,2を争う使いやすさではありました。
耐えられる範囲、落とせる範囲はしっかり理解しておけば活躍の場は増えると思いますので興味が出た方は是非育成しちゃいましょう。
ただし厳選はめんどくさいです、はい。


最後に、今回からBVではなく動画を投稿することにしました。
少しでも参考になれば幸いです。↓



では次回もお楽しみに。